島原半島への旅 豊かな自然と良質な温泉に恵まれた島原半島。普賢岳噴火から見事に復旧を遂げた城下町「島原」、緑豊かな保養地「雲仙」、海に沈む夕日が美しい温泉地「小浜」など、ここでは島原半島の魅力を少しだけご紹介しよう。 |
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白いお城の城下町
島原 |
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【島原城】 1625(元和4)年、松倉重政によって7年の歳月をかけ完成した島原城。昭和39年の復元工事により、当時の面影を残す華麗な白亜の天守閣が完成。天守閣はキリシタン史料館や展望所となっている。 開館時間/9:00〜17:30(入館17:00) 料 金/大人520円 小人260円 (上記料金で島原城天守閣、北村西望記念館、観光復興記念館の城内三館を見られる) Tel. 0957-62-4766 |
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【武家屋敷】 保存されている武家屋敷は、土塀と石垣の間を細い水路が流れる昔なつかしい通りで、屋敷も3軒だけ無料開放されている。湧水、黒砂糖、ハチミツを使用したシロップに白玉団子を浸した「名物寒ざらし」を楽しめる茶店もある。 開放時間/9:00〜17:00 料 金/無料 Tel. 0957-63-1087 |
![]() 【島原まゆやまロード】 島原の新たな観光ルートとして3月に開通したばかり。眉山と平成新山との間を通っており、道沿いからは、普賢岳噴火の被災地の跡、また日本最長の砂防ダムを見ることができる。また、途中にある平成新山展望園地からの平成新山は、ゴツゴツとした山頂が今でも生々しい。 |
![]() 【トロッコ列車】 4月から11月まで運行されるトロッコ列車は、1日3便・全席指定で語り部が同乗する、島原駅から深江駅まで約1時間の旅。 |
島原鉄道(株) 諫早・島原・加津佐間 Tel.0957-62-2231 トロッコ列車予約センター Tel.0957-62-4705 トロッコ列車特別運賃(往復) 島原・深江間 大人500円 島鉄フェリー Tel.0957-86-2165 |
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【みずなし本陣ふかえ】 雲仙普賢岳の大災害から復興をとげる島原。かつて大火砕流が襲った国道251号線には、現在、日本最大規模の道の駅「みずなし本陣ふかえ」ができ、大変な賑わいをみせている。温泉、新鮮野菜直売のふるさと市場、レストラン、喫茶店、みやげもの店がならび、「火山学習館」「大火砕流体験館」や「土石流被災家屋保存公園」に入ると、火山の脅威がリアルに伝わってくる。 長崎県南高来郡深江町6077 0957-72-7222 |
【がまだすドーム】 復興が進む島原市で7月1日、同市の新しいランドマークが誕生した。火砕流や土石流の迫力ある映像をCG映像で再現した「平成大噴火シアター」をはじめ、平成2年11月から始まった雲仙普賢岳噴火災害が同8年6月に終息するまでの軌跡が学べる雲仙岳災害記念館「がまだすドーム」だ。CGで再現した火砕流や土石流の迫力ある映像を交え『火山を見る・遊ぶ・学ぶ・憩う、全国初の火山体験ミュージアム』をコンセプトに掲げた全国初の火山体験ミュージアムとしてオープン直後から多くの来館者がある。災害の現場から陣頭指揮にあたった鐘ヶ江管一前島原市長が名誉館長に就任。今でも来館者への案内役を務めている。体験学習の施設として、県内外の小中学校からの見学予約も多く、ぜひ立ち寄ってみたいスポットだ。 |
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ハイカラな温泉保養地
雲仙 |
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【雲仙温泉郷】(左上) 雲仙では、秋の紅葉はもちろん、冬の霧氷、春のミヤマキリシマを経て新緑へと、オールシーズン素晴らしい景色を眺めることができる (問)雲仙観光協会 Tel.0957-73-3434 【雲仙ゴルフ場】(左下) 大正2年、日本で初めてのパブリックコースが誕生した。明治時代からシーボルトほか著名な外国人が雲仙を海外に紹介したこともあり、雲仙には上海や香港から多くの外国人が訪れ、温泉保養地として発展した。9ホール、パー36 【雲仙・白雲の池】(右下) 小鳥のさえずりを聞きながら周辺を散策できる。ボート乗り場もある |
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橘湾の夕日が旅情を誘う
小浜 |
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【小浜温泉遠景】(左) 小浜は、湯煙漂う海を望む温泉郷。大正〜昭和初期の長崎を舞台とした映画「長崎ぶらぶら節」のなかでも小浜温泉が登場する |
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【橘湾の夕景】(左) 落日の時刻には、各旅館の露天風呂も賑わう 【斉藤茂吉が詠んだ歌】(右) |